市長近況短信 No409 (6月中旬号)


《[県域]を越えた[圏域]で緩やかな広域連携を》

           ~静岡県小山町への行政視察を実施~

 丹沢の山々が深緑に染まり、秦野盆地を美しく彩る季節となりま
した。市内各所では色鮮やかな「あじさい」が咲き誇り、私たちの
目を楽しませてくれています。
 市内にある「あじさいの名所」の多くは、地域の皆さんによって
植栽され、管理されています。より良い地域づくりに努力されてい
る皆さんの、「地域力・市民力」に改めて敬意を表し、日頃の御尽
力に感謝を申し上げたいと思います。
 あじさいには多くの花言葉がありますが、小さな花が集まり、寄
り添って咲く様子から、「家族団らん・家族の結びつき」という花
言葉もあるそうです。市政運営においても、たくさんの市民力・職
員力を結集して、美しい花を咲かせ続けられるよう、引き続き全力
を尽くします。

 「持てる力の結集」は、他の自治体や関係各機関との交流・協力
関係にも通じる課題です。私は市長就任以来、近隣自治体との広域
連携の推進、東海大学や上智大学短期大学部との提携事業の拡充、
また全国の自治体との災害時相互応援協定の締結など、様々な協力
関係の構築・強化に努めてきました。
 平成32年度には、新東名高速道路の全線開通が予定されていま
す。開通後は、国内で最も元気があると言われる中京工業地帯をは
じめ、中部地方との交通アクセスが格段に向上します。中部地方と
の交流を促進することは、秦野の地域経済やモノづくりにとっても、
大変意義のあることだと思います。また、新東名の沿線自治体と、
事故や災害への対応も含めた協力関係を強化することも重要です。
 新東名が開通すると、静岡方面で最初の小山町スマートインター
チェンジまでは、わずか15分程度で移動が可能になります。秦野
市にとって小山町は、新東名が繋ぐ隣まち・中部地方に向けた新た
な陸の玄関口となります。

 そこで、6月9日に小山町をお訪ねし、林業や未来拠点事業を視
察するとともに、両市・町に共通する課題などについて意見交換を
行いました。
 当日は公務お忙しい中、込山町長が先頭に立って各施設を案内し
てくださり、町長や職員の皆さんのまちづくりにかける思いやエネ
ルギーを強く感じる視察となりました。また、苗を生産する植物工
場や、木質バイオマスの加温施設なども備えた次世代施設園芸拠点
では、ブランド・トマトの生産者から直接お話を伺うこともできま
した。
 ほかにも、高冷地の特性を生かした「わさび田」や、富士山を間
近に臨む「あしがら温泉」など、大変参考となりました。
 込山町長とは様々な意見やアイディアを交換し、今後の交流・協
力関係をお約束して、固い握手を交わしました。
 今後は神奈川と静岡の「県域」を越え、新東名が繋ぐ新たな「圏
域」として、互いに「持てる力」を提供し合い、不足している点を
補い合うことで、市民の幸せ実現につなげていきたいと考えていま
す。







町長室で各施策について伺いました



込山町長のご案内で各施設を


高冷地の特製を活かした「わさび田」も見学
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