市長近況短信 No421 (10月中旬号)

《二市組合視察、八戸・盛岡へ》
           

10月に入り、第3回定例会が閉会したところで、11日から
12日にかけて、東北地方へ1泊2日の視察に出かけてきました。
 ごみ処理業務と火葬業務を行うために設立されている、秦野市
伊勢原市環境衛生組合(以下、二市組合)の組合長としての立場で
副組合長の伊勢原市の髙山市長も一緒です。
 今回の目的地は東北地方です。「はだのクリーンセンター」では、
ごみ処理による焼却灰を再資源化するため、県外の複数の民間施設
に搬出しています。昨年度は大分県津久見市の施設を視察しました
が、今年度は、平成26年度から受け入れをお願いしている青森県
の八戸セメント株式会社と、その地元自治体である八戸市。そして、
やはり二市組合で運営している「秦野斎場」の運営の参考にするた
め、岩手県盛岡市の「盛岡市斎場・やすらぎの丘」を訪問しました。

 八戸市では、小林市長に面会し、市内施設への焼却灰受け入れへ
のお礼とともに、今後の継続搬入についてお願いしてきました。
八戸市は、東日本大震災の際、津波による甚大な被害を受けた被災
自治体でありながら、いち早く八戸セメント㈱において、県外を含
む広域的な災害廃棄物の受け入れを行っており、小林市長から被災
当時の状況や熱い思いを伺うことができました。
 危惧されている関東・東海地方での大地震が発生した場合、神奈
川県内でも内陸部に位置する秦野・伊勢原両市は自区内の対応のみ
でなく、津波等が予測される沿岸部への支援も担うことが想定され
ますので、経験を直接伺うことは非常に貴重な機会となりました。
 また、八戸セメント㈱の施設も訪問し、焼却灰がセメント原料と
して再生されていく過程やプラントの状況について、現地で確認し
てきました。
 盛岡市では、谷藤市長との面会後、「盛岡市斎場・やすらぎの丘」
を訪問しました。
 二市組合で運営する「秦野斎場」は稼働から40年以上経過する
ことから、施設の老朽化対策と将来の需要増等を見込んで、昨年度
から同一敷地内での新施設建設事業に取り組んでいます。
 現在の「秦野斎場」は、業務を民間委託した上で、二市組合が運
営しています。一方、平成24年に稼働した「やすらぎの丘」は、
指定管理者制度を導入し、民間の力をフル活用した運営をしており、
課題や効果等について、実情を伺いました。

 これまでも、映画「じんじん」や、観光、産業など各分野で縁を
持った自治体には、なるべく足を運び、直接リーダー同士で顔を合
わせて意見交換をして相互理解を図ってきました。
 今回も、お忙しいところ、お時間をいただいた小林八戸市長、
谷藤盛岡市長には感謝です。また、それぞれの施設の訪問では、現
地に行かなければ分からないことがあると実感しました。
 東北はすでに冬を思わせる「寒さ」の中、スケジュールの合間を
縫っての慌ただしい弾丸行程でしたが、「実りある視察」となりま
した。同行いただいた伊勢原の髙山市長をはじめ関係の皆様、あり
がとうございました。
 
 


八戸市小林市長との意見交換


八戸セメント施設写真


やすらぎの丘。火葬炉は
最新のコンピュータ制御
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