市長近況短信 No423 (11月上旬号)

 《芸術の秋》
        ~はだの浮世絵ギャラリーオープン~

 いよいよ11月。朝晩は冷えることも多くなりました。市役所前
のイチョウは色づき始め、まちはすっかり秋の装いです。
 さて、秋といえば「読書の秋」「食欲の秋」「スポーツの秋」
色々あると思いますが、今回は「芸術の秋」のニュースです。いよ
いよ、図書館に浮世絵ギャラリーが完成し、11月3日文化の日、
そして秦野の「市民の日」にオープンしました。

 本市は、およそ1900点もの「浮世絵」を所蔵しています。これは、
東田原出身の大津圓子氏(故人)が自身のコレクションを譲ってく
ださったものです。これまで年に数回、鶴巻にある宮永岳彦美術館
で特別展を開催し、一般公開をしてきましたが、もっと多くに方に
ぜひご覧いただきたいと考えていました。
 しかし、貴重な芸術作品であり、歴史的史料としても価値がある
ものですので、きちんと管理できる体制での展示が必要です。  
 そこで、色々と思案した結果、図書館の2階の会議室を改修して
専用ギャラリーを開設することにしました。図書館ですから、文化
的な作品の展示には最適ですし、職員が常駐しています。このたび、
すばらしい専用の展示スペースを設けることができました。
 大津氏からは「日本の伝統的な美術である浮世絵を秘蔵するので
はなく、あとに続く若い世代に是非見てほしい」という思いを頂戴
していましたので、その思いにもいい形で応えることができて、
ほっとしています。

 昨年は墨田区に北斎美術館がオープンするなど、今「浮世絵」は
注目されているようです。本市の入館者数を見てみると、11月
3日から5日の3連休で、図書館への来館者が約5,200人、そ
のうち約2,800人もの方にご来場いただいています。やはり、
注目度の高さを感じます。
 また、「浮世絵」は海外からの評価も高いことから、今後は海外
姉妹都市や友好都市をはじめ、国際交流の場でも活用できそうです。
野外活動センターの「いろり棟」を見学し、「田原ふるさと公園」
でそば打ち体験、「名水はだの富士見の湯」でお風呂と富士山を堪
能した後、「浮世絵ギャラリー」見学の日本文化満喫ツアーなども
面白いかもしれません。

 今回の開設に当たっては、実に多くの方のご協力をいただきまし
た。県観光協会と川崎市観光協会の会長で、浮世絵の収集家として
も大変著名な元参議院議員の斎藤文夫先生は、その経験を踏まえて
様々な相談に乗ってくださいました。先月、地域における地方創生
のための連携協定を締結したあいおいニッセイ同和損害保険株式会
社からは、広報宣伝のご協賛をいただきました。
 そのほかにも、開設に当たりご尽力くださった皆様にこの場をお
借りして、感謝申し上げます。ありがとうございました。展示は定
期的に入れ替えていきます。どうぞ、新たな秦野の「宝」をお楽し
みください。









ギャラリーの様子です


シリーズごとに展示されています


浮世絵制作の工程も説明
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