市長近況短信 No424 (11月中旬号)

 《紅葉狩り&温泉満喫、日帰りツアー》
        
  ~名水の里秦野鶴巻温泉と日本遺産大山を結ぶ、
             線でつないで、魅力向上~

 いきなり、旅行ツアーの見出しのようなタイトルですが、11月
3日から実証実験が始まった鶴巻温泉駅と大山ケーブルを結ぶ路線
バスのことです。それぞれ点で存在している観光地を線で結び、
相乗的な活性化を狙ったものです。新聞に折り込みで入る旅行社の
ツアー広告を見ると、みんな「紅葉と温泉」、「温泉とグルメ」等、
「○○と○○」のように組み合わせになっていますよね。せっかく
の行楽、色々楽しみたいわけですから、点と点の組み合わせで
「お得感」を増すことがポイントです。

 鶴巻温泉は都心からもっとも近い温泉の一つとして人気があり、
ネットのランキングでもトップになったことがあります。日本遺産
にもなった大山は昨今の登山ブームもあり、非常に注目されていま
す。それぞれの点としての魅力は十分です。この点と点を線で結ぶ
ことができれば、その魅力は足し算以上の効果があるはずです。
 そこで路線バスの活用です。ちょうど国が地方創生、活性化につ
ながる事業を交付金対象として募集していたので、予算の半分は、
これを活用し、神奈中バスの協力を得ることで実証実験が実現しま
した。
 開始からちょうど1か月が経過し、11月の結果は、土日祝日の
みの10日間で合計2,000人近い方にご利用いただきました。私も、
実際に乗車してみましたが、思ったよりも多くの方が利用されてお
り、手ごたえを感じているところです。

 逆に、線があるところを狙った点を整備の例もあります。秦野駅
前に建設中のビルに保育所を整備予定ですが、駅から徒歩で結ぶ線
上に位置することで、「駅に隣接した保育所」という特別な価値が
付加されます。
 駅といえば、「駅」と「駅」を結ぶ線である小田急線は、複々線
化が完成します。都心を結ぶ線がより早く、快適になるので、鉄道
で結ばれる「点」の魅力は一層高まるでしょう。
 さらに、開通が迫る新東名の周辺整備においても、このような
「点と線」を意識した取り組みをしていくことになります。     
さて、今回のバス実証実験は、多くの方がご協力くださいました。
地元では様々なイベントを開催し、盛り上げていただいており、大
変感謝しています。恒久的な路線となるかは、今後の結果次第です
が、大いに可能性を感じています。実証運転の期間は来年2月4日
まで。ぜひバスで結ぶ「大山詣りと鶴巻温泉」を体験してください。



 

お客さんと話がはずみます


大山ケーブル駅では職員が鶴巻を宣伝
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